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レックス・リチャードソンのCD「フリーダム・オヴ・ムーヴメント:21世紀のトランペット協奏曲集」

最終更新: 7月23日

レックス・リチャードソンが最新アルバム『フリーダム・オブ・ムーヴメント:21世紀のトランペット協奏曲集』(Freedom of Movement – 21st Century Trumpet Concertos) をリリース!




アメリカの国際的トランペットソロイスト、レックス・リチャードソンが、最新トランペット協奏曲を収めたアルバムを2018年5月18日にリリースしました。


アレン・ヴィズッティ、アンディ・スコット、アンソニー・プログ、ジェームズ・スティーヴンソンによって書かれた新トランペット協奏曲を録音した、類を見ない意欲的かつ卓越した新盤です。


とりわけヴィズッティ、プログという名は、トランペット奏者には特別な思いを抱かせる作曲家でしょう。世界中の奏者に憧れを抱かせる世界トッププレイヤーでありながら同時に作曲家でもある彼らの作品は、トランペット奏者にとっては非常に刺激的なものです。

レックス・リチャードソンは、名実ともに世界のトップソロイストのひとり。ジャズとクラシックを自由に横断する稀有な存在でもあります(プロフィールは下記参照)。


このアルバムでは、彼の音、音楽、技術をあますところなく堪能することができます。度肝を抜く演奏が、そこにはあります。


どの曲も、非常に演奏の難易度は高い作品と言えるでしょう。しかしながら、これからのトランペットレパートリーとして、大きな注目を浴びることになっていく作品であることは間違いありません。


このCDは、トランペットの新たな重要レパートリーを収録した、歴史的一枚となることでしょう。


スティーブンソン作品は、東京にて、シンフォニック・ウィンズ東京と録音されました。 (シンフォニック・ウィンズ東京は、レックス・リチャードソンと2017年までに2度共演、ヴィッズッティの『3つのワールド・ウィンズ』を世界初演、スティーヴンス『レクストリーム』やスコット『フリーダム・オブ・ムーヴメント』を日本初演しています。)



(このCD制作に関わった人たちのコラージュ)



(録音セッションでのレックス、ジム、と私)




<収録曲>

アレン・ヴィッズッティ:3つのワールド・ウィンズ Allen Vizzutti: Three World Winds


アンディ・スコット:フリーダム・オブ・ムーヴメント Andy Scott : Freedom of Movement


アンソニー・プログ:トランペット協奏曲第3番 Anthony Plog : Concerto No.3 for Trumpet and Brass Band


ジェームズ・スティーヴンソン:トランペット協奏曲第2番「レクストリーム」 James Stephenson : Concerto No.2 for Trumpet and Wind Ensemble, Rextreme



日本のAmazonからも購入可能です。 こちらより。



<レックス・リチャードソン プロフィール> Rex Richardson


「現代における世界最高峰のトランペット奏者のひとりとしての地位を確立させた、並外れた才能をもつ名手」(4barsrest.com)、「世界で最も人を引きつける驚くほどに多彩なトランペット奏者のひとり」(Style Weekly)、「国宝である」(ジャズトランペットの巨匠Dave Douglas)と絶賛される。ヤマハ・アーティストであるレックス・リチャードソンは、2008年Brass Herald Personality of the Yearに指名された。


名高い室内アンサンブルであるRhythm & Brass、ジャズの巨匠Joe HendersonのQuintet and Sextet、William RussoのChicago Jazz Ensemble、「ブラス・バンドのロールス・ロイス」(Brass Band World誌)として知られるthe Brass Band of Battle Creekの古くからのメンバーであり、さらに、ブラスやジャズの国際フェスティヴァルの主たるアーティストとして活躍している。Phoenix Symphony からthe U.S. Army Field Bandまで、そしてイングランドのFodens Brass Bandからthe Airmen of Note Jazz Ensembleまでと、世界中の極めて多様な主要アンサンブルと共演している。


アメリカ合衆国カリフォルニア州のナパ郡に生まれ、軍人の家庭に養子として迎えられたリチャードソンは、ハワイ、アラスカ、ニューヨーク、ボストンと、アメリカの広範囲にわたる地で音楽的な幼少期を過ごし、そしてワシントンDCに住むこととなった。Dennis EdelbrockとChirs Gekkerのもとで学んだワシントンこそ、リチャードソンがトランペットの世界に邁進することとなった地である。すでに10代のうちに、バッハのカンタータやブランデンブルグ協奏曲第2番のような最難度のレパートリーでたびたび召喚された。高校卒業後、シカゴにてVincent Cichowiczのもとで勉強を続け、シカゴ・シビック・オーケストラでの演奏やシカゴのほとんどすべてのトップジャズ奏者たちとの共演を通して、音楽シーンでの地位を確立していった。1995年のRhythm & Brassへの参加とヤマハとの契約を経て、1997年にニューヨークへ移り住む。直後にJoe Hendersonとのツアーを開始、また、クラシックのソロ奏者としてのキャリアを本格的に開始した。

(プロフェッショナルトランペット奏者として、数えきれないほど多くの著名なアーティストやアンサンブルと共演してきた。その例は、Brian Blade, Benny Carter, Boston Brass, Ray Charles, Mike Clarke, Dave Douglas, Kurt Elling, Carl Fontana, Aretha Franklin, Wycliffe Gordon, Stefon Harris, Conrad Herwig, Dave Holland, Dave Liebman, Keith Lockhart, Jimmy Owens, Jim Pugh, Chris Potter, Kurt Rosenwinkel, Arturo Sandoval, Bobby Shew, Allen Vizzutti, Bill Watrous, and Steve Wilsonなどである。)


非凡な技術、実に個性的なスタイル、ジャズのイディオム同様にクラシックにおける即興性の強さを併せ持ち、世界におけるその評判を確立しながら、新曲の初演においても不断の地位を築いている。2006年から2010年にかけて、Dana Wilson, Doug Richards, Peter Meechanのトランペット協奏曲の初演を4大陸で行った。その後、James Stephensonのトランペット協奏曲第2番 “Rextreme”を20か国以上で初演。2016年は、Anthony Plog, Allen Vizzutti, David Sampson, Andy Scottによりリチャードソンのために書かれた4つの新たな協奏曲の初演の年となる。


“Magnum Opus: 21st Century Trumpet Concertos”などの、最初の7枚のソロCDの多くは、Summit Recordsよりリリースされている。”Magnum Opus”盤に関しITG(国際トランペットギルド)ジャーナル(2011年1月)は「疑いの余地もなく、このアルバムはレックス・リチャードソンがまさに現代の世界最高峰のトランペット奏者のひとりであることを裏付けた。」と評した。最新のCDでは、”Bugles Over Zagreb: the Music of Doug Richards”と”Blue Shift”を2014年10月にリリース。後者のCDについてはDownBeat誌(2015年2月)に、リチャードソンは「Freddie HubbardやWoody Shawに匹敵するパワーとレンジとフレキシビリティーをもつ傑出したソロイスト」と称賛された。


2002年よりVirginia Commonwealth Universityで教鞭をとり、アーティスト・イン・レジデンスや客員教授をIthaca CollegeとLondonのTrinity College of Musicにて務めた。2012年春季にイングランド・マンチェスターのRoyal Northern College of Musicにてヤマハ・アーティスト・イン・レジデンスを、その後同大学にて2015年までInternational Tutorを務めた。 (2009年、Virginia Commonwealth Universityより最も名誉あるAward of Excellenceを授与され、2011年にはTheresa Pollack Prize for Excellence in the Artsを受賞した。Theresa Pollack Prizeの選出員は、「リチャードソンは、ジャズ、クラシック、アメリカ現代音楽の、先駆的地位にある。国際的な輝かしい活躍とともに、彼はVCUでの活動を通して教育にも多大な献身を見せてきた。彼は卓越した音楽家である。」と評した。)

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© 2020 Satoshi Takagaki