Satoshi Takagaki,

trumpet

Profile  高垣 智 (たかがき さとし)

(English below)

1982年生まれ。 千葉県立千葉高等学校を経て、慶應義塾大学文学部教育学専攻卒業。 その後、奨学金を得てインディアナ大学ジェイコブス音楽院(Indiana University Jacobs School of Music / アメリカ)に留学、トランペット専攻・演奏家ディプロマ(Performer Diploma in Trumpet Performance)修了。

トランペットを、坂井俊博氏、アンドレ・アンリ (André Henry)氏に師事。インディアナ大学ジェイコブス音楽院にて、トランペットをエドモンド・コード (Edmund Cord)、アンソニー・プログ (Anthony Plog)、ジョン・ロメル(John Rommel)各氏に、またバロックトランペットとコルネット(ツィンク)をクリス・クワピス (Kris Kwapis)氏に師事。また、室内楽をエドモンド・コード氏に、指揮法をジェフリー・ガーシュマン (Jeffery Gershman)氏に師事。2008年霧島国際音楽祭にて高橋敦氏のクラスを、2010年浜松国際管楽器アカデミーにてエリック・オービエ(Eric Aubier)氏のクラスをそれぞれ修了。フリッツ・ダムロウ(Frits Damrow)、ティム・モリソン(Tim Morrison)、エリック・オービエ(Eric Aubier)各氏のレッスンを受講。

ソロ演奏、シンフォニックウィンズ東京(吹奏楽団)、シンフォニックファンファーレ東京(ファンファーレオーケストラ)、スタジオ録音、オーケストラや吹奏楽団のゲストソリスト等で幅広く演奏する。

著書『パワーアップ吹奏楽!からだの使い方』(ヤマハミュージックメディア)

アンソニー・プログ氏のマスタークラスの通訳(2013~16年 於:日本トランペット協会、関西トランペット協会、東京音楽大学、洗足学園音楽大学、大阪音楽大学、他)、レックス・リチャードソン氏のマスタークラス通訳、また、パイパーズ誌の翻訳協力、吹奏楽コンクール地区大会審査員、の経験がある。

演奏活動と同時に、指導活動(個人レッスンや吹奏楽指導、クリニック等)においては、国内の古い指導法・コンセプトによる弊害を踏まえ、伝統的な指導上・奏法上の誤解を解きながら少しでも多くの奏者の演奏向上に貢献することに力を注いでいる。小中高生や初心者から音大受験生・音大生、プロ奏者まで幅広くレッスンを行う。全国から生徒が訪れ、特に基礎に関してはクラシック奏者だけでなくジャズ奏者からもレッスン依頼を受けている。また、定期的にトランペット基礎講座を開催。音楽教室「ロワイヤルアカデミー」(千葉県習志野市)トランペット講師。駒澤学園女子中学高校吹奏楽部非常勤講師。

1997年、第10回千葉県吹奏楽個人コンクール県大会トランペット部門第1位。千葉県吹奏楽連盟創立40周年記念コンサート・個人コンクール最優秀者記念演奏に招待出演。
1998年、「第2回なるとう若い芽のコンサート」出演。
2003年、日本トランペット協会主催「第18回トランペットフェスティバル」において「第14回フェスティヴァルオーディション」合格。
2004年、ノイフィルハーモニー管弦楽団と、アルチュニアンの協奏曲を共演。
2006年、N響首席奏者(当時)、津堅直弘氏主催「第3回津堅コンクール」入賞。
2007年、第8回大阪国際音楽コンクール・管楽器部門入選。
2007年、第17回日本クラシック音楽コンクール全国大会・金管楽器部門入選。
2008年、第1回清武半九音楽コンクール津堅トランペット部門・優秀賞(第2位)、併せて津堅賞受賞。
2009年、フランス金管楽器音楽祭”Cuivres en Fete (Epsival)”に参加。
2012年、ABA(全米吹奏楽指導者協会)のコンヴェンションコンサートにインディアナ大学ウィンドアンサンブルの選抜メンバーとして出演。
2018年、ICTUS国際トランペットコンクールファイナリスト。

(2019年5月2日更新)

使用楽器

(お恥ずかしい経歴)

10歳より八街市立朝陽小学校金管クラブにてコルネットとトランペットを始める。講師として不定期にお招きしていた山形交響楽団ホルン奏者(当時)の堀内晴文氏による指導・演奏に感銘を受け、演奏家を内心夢見てしまう(が家庭環境的にはプロの世界には全く縁はなく、別世界であることを自覚していたため決して口にはしなかった)。
その後、八街北中学校吹奏楽部に講師でいらしていたクラリネットの先生に「君は本格的にやってみないか」とお声掛け頂いたことを機に、高校受験終了後から坂井俊博氏のプライベートレッスンに通い始める。高校では、レッスンと並行してオーケストラ部で活動、チャイコフスキー4番などを演奏した。

そして、某・T京G術大学をトランペットで受験の後(2度の不合格)に、心機一転、1年間の某・Y々木ゼミナール生を経て、慶應義塾大学文学部に入学。教育学(特に教育心理学)、認知心理学、言語学を中心に学ぶ。在学中は慶應カデンツァフィルハーモニー(室内楽サークル)で活動し、サン=サーンス『七重奏曲』、マルティヌー『調理場のレビュー』、ダンディ『古風な様式の組曲』、ケンツビッチ『鮭』など、トランペットを含む小編成オリジナル曲のレパートリーを演奏してきた。

大学3・4年時には普通の就職活動も経験するが、面接を進むほど、大学時代には懸命に蓋をしてきた音楽家への気持ちを顕在化・鮮明化させられ、サラリーマンにはなれず。結局音楽を諦められず、親不孝者となる。

大学卒業後は、大学3年生の時に幸運にも出会うことができたアンドレ・アンリ氏のもとで研鑽を積みながら、演奏会出演やブライダル奏者などの演奏活動、小中高校の吹奏楽部での講師、アマチュア奏者への指導などをして数年を経る。
その過程では常に自身の力不足・経験不足を痛感し、音楽学校での勉強の機会を探りながらも学費の高さに途方にくれていたが、知人の情報をきっかけにインディアナ大学ジェイコブス音楽院(アメリカ)を受験。まぐれで奨学金付きの合格ができたため、まさかの留学。

最初の秋学期(海外の多くは9月から新学期)は、予定していた教授エドモンド・コード先生がサバティカル(法律に定められた長期休暇)のため、代わりにドイツ(フライブルグ音楽大学)で教鞭を取っていたアンソニー・プログ先生が定期的に来米、まさかの幸運な出会いと師事。次の春学期は予定通りエドモンド・コード先生に、最後の夏学期にはジョン・ロメル先生にも並行して師事。そしてモダントランペットの他にも、バロックトランペットとコルネット(ツィンク)を年間を通してクリス・クワピス先生のもとで学ぶ。
学内では、シンフォニック・バンド(吹奏楽)、ウインド・アンサンブル(吹奏楽)、シンフォニー・オーケストラ、ブラス・クワイヤー(大編成ブラスアンサンブル)で演奏。また、作曲専攻生のブラスアンサンブル作品の初演に数回携わる。
卒業試験サイタルでは、J.Sバッハ / A.ヴィヴァルディ作曲『協奏曲ニ長調BWV972』、A.プログ作曲『トランペット協奏曲第2番』、A.アルチュニアン作曲『エレジー』、I.ジェヴティック(イェフティッチ)作曲『ソナタ 日の昇る国へ』を演奏した。
トランペット演奏・演奏家ディプロマ(Performer Diploma in Trumpet Performance)を取得し帰国。日本国内で演奏と指導活動を行う。

Satoshi Takagaki, Trumpet

Satoshi Takagaki is a trumpet player and an educator in Japan. He graduated from Keio University in Japan and received Bachelor of Education, and then studied trumpet performance at Indiana University Jacobs School of Music in United States and received Performer Diploma in Trumpet.

As a performer, he appears in various ensembles such as orchestras, chamber orchestras, wind ensembles,  fanfare orchestras, and also in solo performances. Current member of Symphonic Winds Tokyo (wind band) and Symphonic Fanfare Tokyo (fanfare orchestra).

As an educator, he is teaching school bands, and giving private lessons to kids/amateurs, music college students, and those who pursue professional carrier. Especially for his lessons on fundamentals, students come from all over Japan, both genres of classic and jazz. Since some parts of Japanese traditional brass teaching seem incorrect or even harmful in the point of natural/efficient way of brass playing, his main concern and goal are changing that situation.

He has experiences of serving as a translator at the masterclasses by Anthony Plog and by Rex Richardson, on an article of Pipers Magazine (Japanese music magazine for wind players), and being invited as jury in the All Japan Wind Band Competition.

His main teachers are, Toshihiro Sakai, André Henry, Edmund Cord, and Anthony Plog.


In addition to modern trumpet, he studied baroque trumpet and cornetto (zink) with Kris Kwapis at Indiana University.

He completed the courses of Hamamatsu International Wind Academy (Eric Aubier class), and Kirishima International Music Festival (Osamu Takahashi class).

At the age of 15, he won the first prize in the solo competition of Chiba Wind Band Associations, and invited to its 40th Anniversary Concert. He has played at the Japan Trumpet Association’s festival audition winners concert, and got prizes in Osaka International Music Competition, Japan Classic Music Competition and other solo competitions.2018 Ictus International Trumpet Competition finalist.

© 2020 Satoshi Takagaki